鶴嶺東コミュニティセンターの和室
1.空気清浄化
シックハウスの原因となるホルムアルデヒドや二酸化窒素を吸着し、空気を清浄する効果があります。
2.保湿断熱性
空気は熱を伝えにくいという特徴があります。
いぐさの断面はスポンジのようになっており、その中に空気がたくさん含まれています。
まるで羽毛布団みたいに適度な湿度を保ちます。夏は涼しく冬は暖かいのです。
3.湿度調節
湿気が多いと自然に吸湿したり、空気が乾燥すると、反対に放湿したりします。
まるで自然の除湿器と加湿器のようです。
4.弾力性
弾力性に優れ、発育期の子どものバランス感覚を養うのに効果的だと言われています。
また、タッチが柔らかく、それでいて硬さも十分あるその弾力性のおかげで転んだ時も怪我をしにくいのです。
子どもが遊ぶ部屋としても和室は優れていると言えます。
5.吸音性
上の階の「ドン」という音にびっくりした経験のある方は多いと思います。
タイヤを使った実験では、床表面に柔らかい素材を使うほど衝撃音が吸収されることがわかっています。
つまり、床に畳を敷くことで音や振動が軽減されるのです。
6.芳香性
畳表の匂いは、いぐさが本来持っている「干し草の香り」に泥染めの時に使う「染土」がブレンドされたものです。
このやさしい香りは心を癒してくれます。リラックス効果があるのです。
7.調和性
畳の色は琥珀色に変化します。「暖かさ」をイメージさせる色です。
また、彩度が低いため、上品で他の素材と調和を取りやすいのです。
畳は和室だけでなく、いろいろな空間とマッチします。
※八代市農業協同組合の資料より
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