鶴嶺東コミュニティセンターの和室
ずうっと慣れ親しんできている日本独自の畳生活、畳は日本人にとって失いたくはない不思議な存在であるように思います。
畳は断熱性や遮音性などに優れ、しかも室内で靴を履かない者にとってタッチが柔らかくそれでいて硬さも十分あり優れた床材です。
靴には耐えられない素材ですし、横擦りしないようそうじ機などは目に沿ってかけますし、そういった素材の弱さから日本ならではの立ち居振る舞いや礼儀作法が生まれてきたとも言えるのかなと思います。
またいろいろなな場所へ行っても「この広さは何畳くらいかな」と考えたりするのも不思議な感覚です。
(ずいぶん前のデータですが…)
畳は好きですか?
好き81%、どちらでもない15%、嫌い4%
畳の好きな理由は?
感触 77%
寝ころべる 72%
畳の匂い 60%
くつろげる 56%
畳の部屋で何をしていますか?
夜寝る 67,9%
洗濯物をたたむ 49,7%
テレビを見る 43,7%
休みの日にゴロゴロ 43,7%
アイロンをかける 43,5%
昼寝をする 42,7%
新聞、本を読む 38,3%
食後くつろぐ 37,0%
子どもが遊ぶ 28,9%
食事をとる 17,1%
「テーブルに椅子」と違って、和室は座卓一つ置いて何人でも集まれます。ゴロリと横になれるのもいいですね。寝室にも客間にも使えます。
徐々に減少している和室ですが、日本人の生活に浸透している”畳”はこれからも欠かせないものであるように思います。
Related posts