ゴールデンウイークと端午の節句
今日から5月、例年ですと家族そろってどこへ行こうか?ソワソワ・ワクワクする時期なんですが新型コロナで我慢のゴールデンウイークですね?
そもそも、なんでこんなに祝日が続くのか?考えてみたことはありますか?
5月3日は憲法記念日、戦後の昭和23年に「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」ことを目的として制定された日です。
そして5月4日はみどりの日、もともとは4月29日で昭和天皇の誕生日でしたが、2007年から4月29日が昭和の日という祝日になったため、みどりの日としてゴールデンウイークが飛び石にならないようにする目的で制定された祝日です。
5日はこどもの日=端午の節句・・・「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨となっていますがこの日はもともと、五節句の端午の節句にあたります。端午の端は「はじめ」という意味で、「端午(たんご)」は5月最初の午(うま)の日のことでした。
江戸時代に入り、勢力の中心が貴族から武家に移るとともに、「菖蒲(しょうぶ)」の音が、武を重んじる「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、「端午の節句」は、「尚武(しょうぶ)」の節句として、武家の間で盛んに祝われるようになりました。
この節句は、家の後継ぎとして生れた男の子が、無事成長していくことを祈り、一族の繁栄を願う重要な行事となったのです。
この端午の節句には、鯉のぼりを飾り、おとこの子のためのに五月人形を飾って祝いましたが、五月人形を飾るためには畳のお部屋が必要ですが最近は畳のお部屋が少ないのが残念でなりません。
おとこの子、おんなの子に限らず、畳のお部屋ではいはいをする赤ちゃんの姿は何とも微笑ましいものです。
6日は5月4日の月曜日がみどりの日と重なったための振り替え休日になります。カレンダー通りのお休みの方でも日曜日から水曜日まで4連休にはなりますね?大協畳店もそのパターンです。
ご自宅でステイホームの方も少なくないゴールデンウイークですが、この機会に畳のお部屋を見直してみてはいかがでしょうか?