今月の大協のひとこと【東急ドエルビレッジ】
最近、割と頻繁に「畳が柔らかくなってきた」「畳がふにゃふにゃしてきた」ということで畳替えを希望される方がいらっしゃいます。
この原因は畳床です。
畳そのものではなく畳の床が古くなってきているのです。
最近はあまり見かけなくなったものの、たまに古い畳床で藁の畳床を使っているおうちがありますが、藁の畳床はだんだんと型崩れをして凹んできます。
また、虫食いが原因のこともあります。
最近の日本ではダイケンたたみボードという木材を圧縮して接着剤で固めている畳床が主流です。これならダニが発生しにくく、空気清浄機能、断熱性能、吸音性能に優れた高性能です。
中国から藁の畳床が輸入されているようですが、どうしても虫食いの被害は防げません。
「畳が柔らかくなってきた」「畳がふにゃふにゃしてきた」という時は畳床から交換する時期が来たと考えていただいた方がいいでしょう。
一時的な出費が大きくなっても、結果的に長く、気持ちよく暮らすことが出来るはずです。
大協襖・畳店では「本当にいいもの」「長く使っていただけるもの」しかお勧めしません。
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