今月の大協のひとこと【東急ドエルビレッジ】
大協襖・畳店の夏休みは12日(木)に始まり、17日(火)を以て終了しました。
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の下、外出自粛をするにはもってこいの悪天候で連日雨でした。
この8月の中頃にこれほど雨が降って、気温が低いことは記憶にありません。 ジメジメとした梅雨のような日々でした。
そのせいか、畳替えのご希望がホームページから寄せられております。 やはり畳が古くて爽やかな感覚を保てないと気分はさらに下がるものです。 同様に、ここ数日は襖の張替えのご依頼も多いです。
最近では建具屋さんや経師屋さんもどんどん少なくなって来ており、畳ばかりではなく襖の取り扱いもあり、畳とセットで張替えが出来る大協襖・畳店に問合せが増えているのでしょう。
もっとも、畳屋さんもどんどんと数が少なくなって来ています。 特にマンションにお住いの方などは畳のお部屋を改装しフローリングにされる方も多いですし、畳、襖、障子などの日本の伝統的な和室に関係する業種は苦難の時代を迎えていると言ってもいいでしょう。 半面、大手のハウスメーカーに新築で戸建てのお家をご注文された方が、その大手メーカーが用意した畳ではなく、国産の質のいいものを別途お探しになり、大協にご注文されることもあり、嬉しく思います。
畳の質は、お値段に比例します。そして、質は、長持ちに直結します。 結果的に長く気持ちがよい畳をお求めになることはお得なお買物であるとも言えるはずです。


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